クロム酸(クロムさん、chromic acid)とは、化学式が H2CrO4 と表されるクロム(VI)のオキソ酸である。三酸化クロムに水が1分子付加したものに相当する。共役塩基のクロメートアニオン (chromate anion) CrO2−
4 がナトリウムやカリウムなどと塩を作る。それぞれ、クロム酸ナトリウム Na2CrO4、またはクロム酸カリウム K2CrO4 として知られる6価のクロム化合物である。

性質

強力な酸化剤である。

二クロム酸との間に以下の平衡が存在する。pH1以下の強酸性条件、もしくは、pH7以上の塩基性条件でクロム酸構造が優位となる。

2 CrO 4 2 2 H 3 O Cr 2 O 7 2 3 H 2 O {\displaystyle {\ce {{2CrO4^{2-}} {2H3O^{ }}<=>{Cr2O7^{2-}} 3H2O}}}

関連項目

  • クロム酸塩
  • 三酸化クロム
  • 二クロム酸
  • クロム酸酸化
  • 六価クロム

クロム酸化 JapaneseClass.jp

1308389・酸化クロム(III)・Chromium(III) Oxide・03808505【詳細情報】|試薬富士フイルム和光純薬

質問!ITmedia クロム酸イオンの化学平衡に関する問題

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