シュガー・レイ・マリモン(Sugar Ray Marimon、1988年9月30日 - )は、コロンビアのボリーバル県カルタヘナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。
歴代コロンビア出身メジャーリーガーの中で、唯一名前を3つ登録している選手である。
経歴
プロ入りとロイヤルズ傘下時代
2006年11月20日にカンザスシティ・ロイヤルズと契約。
2007年は、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズで開幕を迎えた。この年は、14試合(10試合に先発)登板し、1勝2敗・防御率2.05・40奪三振を記録した。
2008年は、アパラチアンリーグのルーキー級バーリントン・ロイヤルズで開幕を迎えた。この年は6試合(3試合で先発)登板し、0勝2敗・防御率11.08・12奪三振を記録した。
2009年は、パイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズで開幕を迎えた。この年は、15試合(13試合で先発)登板し、3勝3敗・防御率5.78・47奪三振を記録した。
2010年は、A級バーリントン・ビーズで開幕を迎えた。この年は、14試合に先発登板し、2勝6敗・防御率5.91・50奪三振を記録した。
2011年は、A級ケーンカウンティ・クーガーズで開幕を迎えた。この年は、13試合に先発登板し、3勝5敗・防御率3.68・54奪三振を記録した。
2012年は、A 級ウィルミントン・ブルーロックスで開幕を迎えた。ここでは、14試合(9試合で先発)登板し、4勝2敗1セーブを記録した。その後、AA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズに昇格した。ここでは、12試合に先発登板し、3勝6敗・防御率4.59・36奪三振を記録した。11月には、第3回WBC予選のコロンビア代表に選出された。
2013年は、AA級ノースウエストアーカンソーで開幕を迎える。この年は、27試合(26試合で先発)登板し、6勝14敗・防御率4.31・119奪三振を記録した。
2014年は、ルーキー級アイダホフォールズで3試合に登板した 後、AA級ノースウエストアーカンソーに昇格した。ここでは、4試合に先発登板し、0勝1敗・防御率2.14・9奪三振を記録した。その後、AAA級オマハ・ストームチェイサーズに昇格した。ここでは、15試合に先発登板し、5勝4敗・防御率3.58・67奪三振を記録した。この年限りでロイヤルズを退団する。
ブレーブス時代
2014年11月4日にアトランタ・ブレーブスと契約を結んだ。
2015年は、スプリングトレーニングに招待選手として出場した。開幕を傘下のAAA級グウィネット・ブレーブスで迎えた後、4月13日にメジャーに昇格した。4月14日のマイアミ・マーリンズ戦でトレバー・ケーヒルの次投手として登板しメジャーデビューを果たし、打席ではトム・コーラーから三塁への内野安打でメジャー初安打も記録した。10月9日に40人枠から外れAAA級グウィネットへ降格した。
KTウィズ時代
2015年11月16日、韓国プロ野球のKTウィズと契約。韓国プロ野球史上初のコロンビア出身の選手となる。
2016年4月1日、同年のKTの公式戦開幕投手を務めた。同年KTで6勝を記録したが、肘の故障により7月7日に退団した。
詳細情報
年度別投手成績
- 2016年度シーズン終了時
記録
- MLB
- 初登板:2015年4月14日、対マイアミ・マーリンズ戦(ターナー・フィールド)、3回表に2番手で救援登板
- 初奪三振:同上、3回表にジャロッド・サルタラマッキアから空振り三振
- 初安打:同上、3回裏にトム・コーラーから三塁内野安打
背番号
- 54 (2015年)
- 49 (2016年)
代表歴
- 2013 ワールド・ベースボール・クラシック・コロンビア代表
脚注
関連項目
- コロンビア出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Sugar Ray Marimon stats MiLB.com (英語)
- Sugar Ray Marimon (@SugarMarimon) - X(旧Twitter)




