ミッシングリンク (競走馬)

ミッシングリンク（欧字名:Missing Link、2014年3月31日 - ）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に2018年のTCK女王盃。

馬名の由来は、連続性が期待されている事象に対して非連続性が見られるその間隙。

経歴

2016年9月25日、中山競馬場5Rの2歳新馬戦（芝2000m）で、石橋脩を背にデビューし8着。通算4戦目の2歳未勝利戦（東京芝1800m）で初勝利を収めた。

3歳シーズンは7月の条件戦で逃げ切り勝ちを収め、キャリア2勝目をマーク。9月に初の重賞挑戦として出走した紫苑ステークスは果敢に逃げを打つも、直線で後続に捕まり7着に敗れた。年末からはダートに路線を転向。

4歳シーズンは開幕の条件戦でダート転向後初勝利を挙げたあと、中2週でTCK女王盃に出走。道中は好位でレースを進め、3～4コーナーで前に並びかけて直線抜け出し、重賞初優勝を飾った。続くエンプレス杯は6着、マリーンカップは4着に敗れる。その後いったん条件クラスに降級し、8月の柳都ステークスの勝利をもって再昇級。秋は全休した。

5歳シーズン、2月のエンプレス杯で約半年ぶりにレースに復帰し、4着。3歳秋以来の芝戦で出走した4月の福島牝馬ステークスで5着に敗れた後、JRAの競走馬登録を抹消し、浦和の小久保智厩舎に転厩した。

地方転厩後は8戦して未勝利に終わり、6歳となった2020年の2月28日付で地方からも競走馬登録を抹消され、引退した。引退後は生まれ故郷の天羽禮治牧場で繁殖牝馬となる。