胸形神社(むなかたじんじゃ)は、栃木県小山市の巴波川(うずまがわ)左岸堤防の下に鎮座する、田心姫命を祭神とする神社。下野国寒川郡の延喜式内小社。旧社格は郷社。

祭神

主神
  • 田心姫命(たきりびめ)
配祀
  • 市杵島命(いちきしまひめ)
  • 多岐津比売命(たぎつひめ)

歴史

崇神天皇の代(564-631)に九州の牟奈加多神社(宗像神社)の祭神を勧請し、寒川郡の総社となった。平安時代中期の『延喜式神名帳』には「下野国寒川郡 胸形神社」と記載され、式内社に列している。中世以降は衰微したが、弘化元年(1844年)に社殿が再建される。

明治の近代社格制度では郷社に列し、明治14年(1881年)9月に本殿を改築する。明治45年(1912年)1月12日に神饌幣帛料供進社に指定される。大正12年(1922年)に拝殿が焼失するが、翌年に再建される。昭和16年(1941年)7月に水害で社殿が流失するが、翌年10月に再建される。

祭事

  • 初天神(1月第4土曜日)

文化財

無形民俗文化財(市指定)

  • 花桶かつぎ

交通アクセス

  • JR東北本線間々田駅下車徒歩約40分

脚注

出典

関連項目

  • 小山氏

胸形神社 小山市/栃木県 Omairi(おまいり)

鳥居です。|⛩胸形神社|栃木県小山市 八百万の神

胸形神社|⛩胸形神社|静岡県静岡市葵区 八百万の神

胸形神社 小山市/栃木県 Omairi(おまいり)

ロイヤル麦茶 on Twitter