西 昭徳(にし あきのり、1960年 - )は、日本の医学者(神経薬理学・小児科学・神経科学)。学位は博士(久留米大学)。久留米大学医学部教授。

概要

1960年生まれ。宮崎医科大学(現・宮崎大学)の医学部医学科にて医学を学び、1985年に卒業した。

その後、久留米大学に採用され、医学部の助手として勤務した。1992年久留米大学医学博士 「Dahl salt-sensitive ratにおける近位尿細管Na[ ],K[ ]-ATPAse活性調節異常 -high salt dietのもとでのドーパミンの影響-」。 1998年には同学部の講師に昇任し、2004年には同学部の助教授に就任した。2006年、同学部の教授に就任した。

現在では、久留米大学の医学部医学科に在籍し、薬理学講座を主宰する教授として活動している。なお、久留米大学から博士の学位を授与されている。また、九州工業大学大学院生命体工学研究科教授の夏目季代久とともに、ブレインサイエンス研究会の世話人を務める。

研究

医学を専門としており、特に神経薬理学、小児科学、神経科学などの領域について取り組んでいる。1990年代に、ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラムの若手研究者グラントに採択されたこともあった。

近年では、ドーパミンに関する研究に取り組んでおり、ドーパミンによる情報の伝達などを手がけている。この研究を通じ、パーキンソン病、統合失調症、注意欠陥・多動性障害、さらには喫煙といったドーパミンに関連が深い疾患に対する治療薬の開発を目指している。

略歴

  • 1960年 - 誕生。
  • 1985年 - 宮崎医科大学医学部卒業。
  • 1998年 - 久留米大学医学部講師。
  • 2004年 - 久留米大学医学部助教授。
  • 2006年 - 久留米大学医学部教授。

論文

  • 国立情報学研究所収録論文 国立情報学研究所

脚注

関連人物

  • 外角直樹

関連項目

  • カテコールアミン
  • カロリンスカ研究所
  • 注意欠陥・多動性障害
  • 統合失調症
  • ドーパミン
  • パーキンソン病

外部リンク

  • 薬理学講座 - 西が所属する研究室の公式ウェブサイト
  • 久留米大学研究者紹介 - 西を紹介する久留米大学の公式ウェブサイト

大西徳昭

昭憲皇太后 西川隆光 スピリチュアルカウンセラー西川隆光オフィシャルサイト

福岡大学医学部薬理学教室

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