研究学園都市コミュニティケーブルサービス

一般財団法人研究学園都市コミュニティケーブルサービス（けんきゅうがくえんとしコミュニティケーブルサービス、Academic Newtown Community Cable Service・略称：ACCS）は、茨城県つくば市に主たる事務所を置く法人。

光ファイバー・同軸ケーブル（600 R）を利用しケーブルテレビ（CATV）と高速インターネット接続サービスを提供する事業者である。1981年（昭和56年）8月に設立された。元総務省及び国土交通省所管。

サービスエリア

茨城県つくば市（筑波研究学園都市）の一部

主な放送チャンネル

地上波系列別再放送局

テレビ局

関東広域民放は同一周波数で、NHK・TOKYO MX・チバテレビ・放送大学はUHF帯周波数変換パススルーで、テレ玉・とちぎテレビはCATV周波数変換パススルー（VHFハイバンド帯）でそれぞれパススルー再放送している。
- テレ玉・とちぎテレビはワンセグ対応機器など一部受信機では視聴出来ないことがある。
デジタルTVはJC-HITSを使用している。
2013年4月1日からはTOKYO MXの地上デジタル放送のパススルー再放送を、2015年3月24日からはテレ玉・とちぎテレビのVHFハイバンド帯での周波数変換パススルー再放送をそれぞれ開始した。
- パススルー再放送開始に伴い、J713chでのTOKYO MXの再放送は2013年4月21日に終了し、J715・J716chでのテレ玉・とちぎテレビの再放送は2015年4月1日にそれぞれ終了した。
従来のアナログ放送で見られたチャンネルは、チバテレビを除いてデジアナ変換を実施していたが、2015年3月をもって、デジアナ変換を終了した。
2012年7月からの放送大学の地上デジタル放送のパススルー再放送開始に伴い、J709/UHF15chでの再放送は2013年3月31日の放送終了をもって終了した。
2019年3月から、全チャンネルにてハイビジョン放送を開始した。

ラジオ局

2024年12月1日より、茨城放送のFM補完放送開始に伴い、再放送サービスを追加した。

このほかに、一部音楽専門放送の再放送を行っていたが、契約終了によりサービス停止した。

メディアプラザ

つくばセンターバスターミナル（つくば駅前）の「つくばターミナル」ビル2階にサテライトスタジオと受付窓口を併せた「メディアプラザ」が2008年（平成20年）6月まで置かれていた。放送中のテレビ映像を複数の画面で映すテレビモニタがあった。

なお、2010年（平成22年）4月28日より研究学園駅近くのイーアスつくば内に「メディアプラザ」を移転し、サービス案内および新規加入申込受付などを行っている。

セットトップボックス

ACCSのホームページによると、契約内容に応じて幾つかのセットトップボックスを使っている。2013年（平成25年）6月現在は、10年ほどの長期の顧客宅に設置された旧式のセットトップボックスの無償交換を行っている。交換後の機種としては、パナソニック TZ-LS200Pの他に、外付HDD録画が可能なTZ-LS300Pが使われている。