ラビナ(英字表記:LOVINA)、アンドラビナ(英字表記:&LOVINA)は、青森県青森市に所在する青森駅の駅ビル。JR東日本青森商業開発が運営している。本項では&LOVINAについても述べる。
概要
ラビナは、青森駅東口駅舎に隣接するりんご市場を撤去した跡地に1986年(昭和61年)開業した。当時の4代目駅舎とは隣接していたが、建物同士が繋がっておらず、駅とラビナを移動する場合、一度外に出て出入りする必要があった。
2024年(令和6年)4月26日、ラビナに隣接する旧青森駅東口駅舎跡地に、JR青森駅東口ビルが開業し、同ビルの1階から3階までが商業施設「アンドラビナ」となった。
JR青森駅東口ビルの開業と同時に、商業施設「アンドラビナ」3階部分と青森駅改札外コンコースを結ぶ通路が完成し、当駅史上初めて、駅舎と駅ビルが建物内で直結された。
同日、JR青森駅東口ビルの4階に入居する、行政施設「青森市民美術展示館」及び「あおもり縄文ステーション じょもじょも」もオープンした。
同年7月11日、JR青森駅東口ビルの高層階4階から10階にウエルネスホテル「ReLabo」がオープン。
7月19日には「ラビナ」と「アンドラビナ」の2階・3階部分を結ぶ連絡通路が完成し、両館を跨いだ一体的な移動とショッピングが可能となった。
アンドラビナの名称が公表されるまで、入居予定のテナントの幾つかは、「青森ラビナ北館店」の仮称で求人募集を行っていた。
名前の由来
青森をこよなく愛するという意味が込められた、「Loving Aomori」の造語である。
フロア構成と主なテナント
ラビナ(LOVINA)
5階
- 個別教室のトライ
- 英会話 イーオン
4階
さわや書店と美容室など6店舗が出店。
3階
2024年7月19日に無印良品が3階ワンフロアを全て使い、青森県内最大規模に増床して全面リニューアルオープンした。
2階
2階は2024年7月19日に全面リニューアルオープンして以下の9店舗となった。
- ABC-MART(2024年7月新規オープン)
- ドトールコーヒーショップ(2024年7月新規オープン)
- SM2
- MAJESTIC LEGON / le coeur.blanc
- JINS
- OPAQUE.CLIP
- シューズストック
- きものやまと
- ハニーズ
1階
ギフト&デイリーマーケット - ジュピターコーヒー、永井久慈良餅店(久慈良餅)、新宿さぼてん、わくわく広場など20店舗が出店しているほか、ATMコーナーが設置されている。
2024年11月29日、首都圏を中心に展開するマリオンクレープが青森市初出店。
アンドラビナ(&LOVINA)
JR青森駅東口ビルのうち、1階から3階までが商業施設「アンドラビナ」となっている。
出店テナント全店の一覧・詳細情報は公式[1]を参照。
3階
Play my fun(ファッション、グッズなどの店舗で構成)。
県内初出店のスタンダードプロダクツ、東北初出店の好日山荘などが出店。青森駅改札階と連絡通路が設置されているほか、青森ウォーターフロントを見渡せる「そらうみテラス」がある。
2階
Be myself(ファッション、グッズ 、サービスなどの店舗で構成)。
県内初出店のPLAZAをはじめ、DAISOなど12店舗が出店。
1階
Pit stop(カフェ、レストラン、フード、ドラッグストアなどの店舗で構成)。
マツモトキヨシ、スターバックスコーヒー、サイゼリヤなどが出店しているほか、フロア中央に青森駅東西自由通路が通っている。
付記
- 5階には「ラビナホール」という名の催事ホールがあったが、2020年現在はキッズスペースのもくもく木育広場となっていた。
- ラビナと青森駅4代目駅舎の間には「駅(エキ)とラビナの間」をもじった「エビナ」という名称がつけられており、旧駅舎時代は「エビナ」の看板も設置されていた。
- かつて「ラビちゃん」というウサギのイメージキャラクターが存在していた。
近隣
脚注
関連項目
当施設と同じくJR東日本青森商業開発が運営する各施設。
- A-FACTORY - 3階「そらうみテラス」から見渡せる青森ウォーターフロント内に位置し、お土産販売やシードルの製造・販売を行う商業施設。
- あおもり旬味館 - 新青森駅駅ビル。お土産品を中心に扱う。
- アプリーズ - 弘前駅駅ビル。
外部リンク
- 青森駅ビル ラビナ
- 駅パラ 青森ラビナ




