寧高都市間軌道交通（ねいこうとしかんきどうこうつう、中文表記: 宁高城际轨道交通、英文表記: Nanjing–Gaochun Intercity Railway）は、中華人民共和国江蘇省南京市江寧区の翔宇路南駅から高淳区の高淳駅までを結ぶ南京地下鉄の路線である。寧高線（S9号線）または寧高城際軌道交通とも呼ばれる。
概要
寧高都市間軌道交通(S9号線寧高線)本線は、2017年12月30日より運営開始。北より江蘇省南京市江寧区の翔宇路南駅から、途中溧水区を経由し、石臼湖を跨がり、南は同市の高淳区の高淳駅まで、全長52.42km、駅数6駅、全線所要時間はおよそ38分間。翔宇路南駅で機場線(S1号線)と乗り換えできる。車両は2018年末まで中車南京浦鎮車輛有限公司に製造されるB型車両の3両編成12本で運用。設計上の最高速度は120km/h。2018年末の時点まで一日当たり輸送人員は1.8万人、1キロあたりの輸送人員は0.19万人である。特に2018年01月01日の利用客数は4万人となり、S9号線(寧高線)開業以来単日最高となった。
沿革
- 2010年11月4日：第1回環境アセスメントが公示される。
- 2011年9月26日：江蘇省の発展改革委員会が計画を批准する。
- 2011年12月27日：着工式が開催される。
- 2013年10月：第2回環境アセスメントが公示される。
- 2017年9月10日：客扱いなしの試運転を開始。
- 2017年12月30日：第二期区間寧高線（S9）が開業。
駅一覧
機場線（S1）
寧溧線（S7）
脚注
関連項目
- 中華人民共和国の鉄道
- 南京地下鉄
外部リンク
