夏見城(なつみじょう)は、千葉県船橋市夏見にあった中世の日本の城。

概要

現在は、長福寺という寺となっている。詳細は不明だが、夏見城は船橋にある城の中で唯一、城主が明らかになっており、永禄の頃(1558~1569)には、夏見政芳が城主であったことが分かっている。政芳は地元の住民を大層慈しみ、大変人々に慕われたという。また、長福寺は政芳によって再興されたと伝わっており、永禄11年(1568年)、夏見城は近隣の豪族に攻められ、奮戦虚しく落城、政芳は一族と共に討死または、抜け穴から逃れ他国に落ちたという言い伝えが残されている。このことが、廃城の原因となったという。

観光

所在地

千葉県船橋市夏見6丁目23

関連項目

  • 長福寺
  • 海老川
  • 夏見政芳
  • 日本の城一覧
  • 千葉県の城

外部リンク

  • 夏見城 - ウェイバックマシン(2008年3月3日アーカイブ分)

城郭図鑑/夏見城

夏見城_表紙

[夏見城] 城びと

城郭図鑑/夏見城

滋賀県湖南市の夏見城遺跡で出土した毛抜…:日本と世界の発掘・出土品 写真特集:時事ドットコム